Mr.天上barのBackbar

ストナンで連れ出す際にバーで仕上げる男の話。

ストナンを続ける理由

ストナンを続けていくと既セクという相手が出来てくる。

いわゆるセフレと言われる相手の事だ。

 

 

 

ストナン歴も1年を迎えた僕も、それなりの人数の既セクが出来ていた。

 

 

 

 

だが新規即に勝るS○Xは、無いと思う。

新規即を狙う為には、出撃数を増やすのが1番最善と考える。

 

 

 

 

その為、僕は既セクを、3人までにするように心掛けている。

大体1週間に1、2人の既セクと会うペースだ。

 

 

 

 

そうする事で、週3以上のストナンを可能としている。

 

 

 

 

 

この考えに至る経緯には、過去の経験が大きく影響している。

そして、この経験が僕がストナンを続ける理由の1つに繋がる。

 

 

 

 

 

一時期の僕は既セクが、そこそこの人数いた時期があった。

 

 

 

 

 

そんな日々が続くと、自然と既セク達を自分の独断でランク付けてし、低いランクの子とは会わなくなっていた。

 

ごく自然な事だ。

 

 

 

 

 

低いランクの子からは、僕の気を引こうと催促のLINEが来ていた。

ストナンとアポ、高いランクの既セクと会うなどで忙しく相手を出来なかった。

 

 

 

 

そんな事が2ヶ月ほど続いた時に

「もう私に会う気ないですね。」

と低いランクの子からLINEが来た。

 

 

 

 

 

LINEで見た時は、正直どうでも良かった。

なんなら他人事の様にさえ感じた。

僕は適当に返信をした。

 

 

 

 

 

結局、その子とは会わなくなる事になったのだが1点だけ問題があった。

 

 

 

 

 

僕の家に彼女が置いていた物があったのだ。

しかも値段も結構する物なので、捨てるには申し訳ないほどだ。

 

 

 

 

 

これだけは返そうと思い、結局手渡す事となった。

1番簡単な手段だったからだ。

 

 

 

 

渡す当日、僕は残業で忙しく会う事を忘れていた。

残業中にふっとスマホを見た時のLINEで思い出した。

 

 

 

 

 

 

すかさず遅れるとLINEした。

すると待っててくれるとのLINEが返ってきた。

 

僕の最寄りで待ち合わせている為、直ぐに退社した。

こんな僕でも、多少の優しさは残っているようだ。

 

 

 

 

 

 

いざ待ち合わせ場所に来ると、何とも言えない気持ちになった。

緊張と申し訳なさ、仕返しされるのではとの恐怖感が入り混じった感情だ。

 

 

 

 

 

彼女はいつもよりキョドッって現れた。

僕は返す物をさっと渡して

「じゃあね。」

と言い、その場を立ち去った。

あの雰囲気に、居るのが嫌だったのだ。

 

 

 

 

今思えば、彼女は何か言いたそうな表情だった気がした。

 

 

 

 

帰ると、その子からLINEが来ていた。

「お土産と手紙を渡したかった。」

との事。

 

 

 

 

 

少し迷ったが、電話をした。

「とりあえずまた今度でいいよ。」

と僕が言った。

強い拒絶の言葉を使う、勇気がなかったからだろう。

 

 

 

 

 

 

会う気持ちが無いわけでは無い。

だが本当に、暇な時に会う程度のニュアンスの「今度」だ。

それは彼女も、悟っただろう。

 

 

 

 

 

その夜、僕は複雑な気持ちになった。

都合良く扱ったのに、まだ自分と向き合ってくれる子に対して申し訳ないという気持ちだ。

 

 

 

 

 

こんな1人の女子に振り回されていて、自分はストナンに向いてないのか、とさえも考えた。

寝ながら悶々と考え、いつの間にか眠りに落ちていた。

 

 

 

 

そして、いつも通り朝起きた。

眠気まなこで人で溢れかえってる電車に乗り、会社への向かった。

 

 

 

そんな眠気まなこの僕に、1人の可愛い子が目に入った。

 

 

 

 

 

その時、ストナンの興奮を思い出した。

 

そして、新規即をしたいと感じた。

昨日の申し訳ない気持ちが、どこに行ったかのようだ。

 

 

 

やはり新規即をした時の気持ちは、中毒性の高いものだ。

どんな状況でも、思い出させるほどに。

この中毒性の高さが、辞められない理由の1つだ。

 

 

 

 

 

あとは、オンリー(ザオラル復活するもアポが組めない子)を彼女にする為でもある。

 

 

 

その2点の理由によりしばらく、僕はストナンを辞める事は無理なようだ。